Outlook仕分けルールの確認

Outlook リボンメニューの「ホーム」タブにある、「ルール」-「仕分けルールと通知の管理」で移行された仕分けルールの内容を確認できます。

仕分けルールと通知画面

Becky!の振り分けルールとOutlookの仕分けルールには互換性がないので、必ず移行後の条件を確認し、必要に応じて修正するようにしてください。


 

Outlookの仕分けルールは、同一条件で複数のフォルダにメールのコピーを仕分けることができますが、移行ツールでの仕分け条件には、「仕分けルールの処理を中止する」オプションが追加されます。

Becky!振り分けルールとOutlook仕分けルールの対応について

Outlook へ登録する仕分けルールの名称は、次のようになっています。
受信メールの仕分けルール名 [R(番号)]振り分け先フォルダ名
送信済みメールの仕分けルール名 [S(番号)]振り分け先フォルダ名
※同一フォルダにOR条件で振り分け定義されているものについては、(番号)部分に数値を入れた複数の仕分けルールが作成されます。

Becky!の振り分けルールとOutlookでの仕分けルール設定は互換性がないため、以下のようにルールの解釈が変化します。
(必要に応じて移行後にカスタマイズしてください)

基本設定

補助設定

Outlook仕分け

ヘッダ項目

From

○ 「差出人」として処理

 

To

○ 「宛先」として処理

 

Subject

○ 「件名」として処理

 

Reply-To

×

 

From, Sender, X-Sender

○ 「差出人」として処理

 

To,Cc,Bcc

○ 「宛先」として処理

 

*(すべてのヘッダ)

○  「メッセージヘッダ」として処理

 

Body

○ 「本文」として処理

 

その他ヘッダ条件

×

文字列の比較

ある時

○ 条件に含む

 

ない時

○ 例外条件に含む

 

英大文字小文字を区別

文字列は完全一致として登録されます。
正規表現語句は、そのまま移行しますので移行後に編集が必要です。

 

行頭

 

単語として

 

正規表現

×

条件

AND条件として設定

一部のBeckyの論理条件は適用されません。
Outlookでは、条件項目がAND処理となり、「特定の文字」に含む文字集合はOR条件で処理されます。
たとえば同一ヘッダで複数の文字列を AND 条件で設定している振り分けルールは適用されず移行処理をスキップします。

 

OR条件として設定

アクション

振り分け

 

フィルタ

×

振り分けアクション

フォルダへ振り分け

○ Outlook では送信済みメールの振り分けルールは必ずコピー処理となります。

 

フォルダへコピー

○ 

 

カラーラベルを付ける

×

 

フラグを付ける/既読にする

×

 

タイミング

×

 


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