既知の問題について
返信メール作成時の処理に時間がかかる問題について
受信メールへの返信時に、極端に時間がかかったり、Outlook によりアドインが強制終了させられてしまう場合があります。
弊社の調査では、Exchange Server または Active Directory を使用した環境で発生する問題のようです。
このような現象が発生する場合には、Biz Attacher のメニュー「その他の設定」で、
□複数宛先メールへの単独返信を検査
のチェックを外してご利用ください。
本件につきましては、継続的に調査して解決を目指したいと考えております。ご了承ください。
長いファイル名の処理
Biz Attacher では、ローカルコンピュータ上に仮想のドライブ名(Z:)を作成し、そのドライブ上でファイル名を構成するよう工夫を施しています。
しかしながら、長い日本語を含むフォルダ名の階層上にある長い日本語のファイル名などについては、利用しているライブラリや Windows の仕様により処理できない場合があります。
システムで利用できるファイル名の長さは拡張子を含めて 250バイト程度です。
日本語の場合、1文字について 2バイトを使用しますのでパス名が 125文字以上あると処理できないことになります。
運用上、長いファイル名をご利用にならないよう心がけください。
空のファイルの添付処理について
ファイルサイズが 0バイトのファイルを圧縮処理しようとした場合、試用しているライブラリの挙動により正しく処理できません。
MacOS など他の処理系で作成されたファイルについて
MacOSなど Windows以外の他の処理系で作成された日本語を含むファイル名については正しく処理できない場合があります。
会議開催通知メールの処理
会議開催通知メールへの暗号化添付機能など Biz Attacher で用意されている機能は、Outlook 側でアドインの保存情報が削除されてしまうため、サポートしていません。
将来的に Outlook 側の問題が解消すればサポートする予定です。
送信を中止すると変更と判断される
下書きフォルダから編集状態にしたメールなどでメール送信処理を行った後、Outlook の問い合わせなどが発生し送信を中断した場合にメールに変更が加えられたと判断されてしまい、送信メールフォームを閉じる際に「変更を保存しますか?」と問い合わせが発生する場合があります。
RTF形式メールに圧縮添付すると2つ添付される
「制限事項」のページにも記載しておりますが、RTF形式でのファイル添付処理には Outlook 側に致命的な問題があり、それを回避するために特殊な方法で圧縮添付を実現しています。
この機能が、Outlook のアップデートによって異なる動作をするケースがあり、RTF形式のメールにエクスプローラなどからファイルをドロップした際に圧縮添付を行うと複数のファイルが添付されてしまう現象が確認できています。
アドイン側に2回の呼び出しが発生してしまうため、この問題を回避できません。
(内部的には2つのファイルを同時にドロップしたときと同じ動作になります。)
一部の画面を表示すると Outlook が終了しなくなる
特にOutlookアドレス帳関係で発生しやすい状態のようですが、一部のウィンドウが開かれると、Outlook を終了できなくなるようです。
このような状況になった場合は、Outlook の「ファイル」-「オプション」-「アドイン」メニューを開き、「設定」ボタンから「Biz Attacher」のチェックをOFFにしていただきますと、Outlookを終了できるようになります。
恐れ入りますが、Outlook 起動後は同様の手順で Biz Attacher を有効にしてください。
本件に関しましても継続的に調査を行い、早急な対策を目指します。