書庫ファイルを展開して保存
BkBizAttacher では、メールのサイズを縮小したり、あるいは添付ファイルの秘匿性を維持するために暗号化圧縮されている添付ファイルをディスク上に保存する場合に自動的に書庫ファイルを展開して内部のファイルを保存できる機能を提供しています。
「書庫ファイルを展開して保存」の設定
「ツール」「プラグインの設定」「添付ファイルユーティリティ Biz Attacher for Becky!」メニューの「関連付け機能」にある「□書庫ファイルを展開して保存」をチェックします。
自動展開の対応書庫
数ある書庫形式ファイルのうち、BkBizAttacher プラグインでは以下の書庫形式ファイルに対応しています。
ZIP書庫、暗号化ZIP書庫(拡張子 .zip または BkBizAttacherで変更された拡張子のファイル)
7z書庫、暗号化7z書庫(拡張子 .7z)
gz書庫(拡張子 .gz)
上記フォーマットのファイルであっても、拡張子が指定のものでない場合は対象外となります。
※拡張子は、大文字・小文字を同一視して比較します。
暗号化書庫の対応
BkBizAttacher を使って暗号化添付されたファイルは、同一ライセンス(同じアクティベーションコードでライセンス登録されている)ユーザーからの添付ファイルは「自動解凍」オプションを付加して送付されたメールの場合、パスワードを入力することなく展開します。
それ以外の暗号化された書庫ファイルをディスク上に保存する場合には、復号化のためのパスワード入力が求められます。
パスワードが不明の場合や、入力ミスで間違ったパスワードが入力された場合(BkBizAttacherでは、パスワードが一致しない場合、2回入力を求めます)は、暗号化された状態で書庫ファイルをディスク上に保存します。
エクスプローラなどを使って、ZIPファイルに含まれるファイルを解凍して別の場所に保存する必要があります。
書庫内のファイルが単一の場合と複数の場合について
書庫ファイルの内容が単一ファイルの場合は、自動展開されたファイルを記録しますので、コンテキストメニューの「保存して開く」あるいは「クイック・オープン機能」では、Windowsで関連付けられたアプリケーションで開かれます。
書庫ファイルに複数のファイルが含まれている場合、コンテキストメニューの「保存して開く」あるいは「クイック・オープン機能」では、展開して保存したフォルダを Windowsエクスプローラで開きます。
注意事項
多くのマルウェアやコンピュータウィルスはメールの添付ファイルとして流布されます。
添付ファイルの保存や展開、あるいはアプリケーションで開く動作については、十分にご注意の上、自己責任にて運用してください。